恋愛妄想

皆さん方も次のような事件を新聞やテレビなどで見聞きしたことがあるでしょう。結婚したのに、夫とどうもウマが合わず、家を出て実家に帰ってしまった奥さんがいます。奥さんの実家の人たちは「そんな男とは別れたほうがいい」と言って、離婚をすすめるのですが、それを受け入れることができない男性が、奥さんの実家まで出かけていき、その奥さんと、奥さんをガードしている実家の人たちを皆殺しにしてしまうという事件です。これは案外多いものです。あるいは、通勤のときにいつも出会ってひと目惚(ぽ) れしてしまった女性、あるいは勤務先の同僚の女性を好きになり、「結婚してくれ」と言い寄るのですが、女性はその気がまったくないので逃げます。その男性は、それでも彼女をつけまわし、あげくの果てに刃物で脅(おど) せば自分の言うことを聞いてくれるだろうなどと思い、それで彼女を手に入れられないのなら彼女を殺して自分も死んでしまおうと、刃物を持って出かけ、結局殺してしまう。もっと病的になると、本当は彼女は自分のことが好きで誘惑しておきながら、あるいはいろいろと思わせぶりな態度をとっておきながら、別れたいなどと言い出すのは何ごとだと思ったりするケースもあります。これは「恋愛妄想」または「熱情妄想」といいます。本当は、男性のほうから先に相手を好きになったのですが、そのことは忘れてしまい、相手のほうから自分を誘惑してきたから自分がその気になったのに、冷たい態度をとるとか、自分が逃げ腰になったら迫害してくるなどと思い込んでいるだけなのですが、こうした恋愛妄想に由来する被害妄想がもとで、刑事事件を起こしたりするケースも見受けます。あなたはここで→出会った人に対して、自分の理想を演じずに本当の自分をぶっちゃけられますか?

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